飼い主のいない動物たちへの愛情の証です

保護犬・保護猫がつなぐみんなの幸せ特集 2014年

メイ(芽生)(2歳、♀、雑種)東京コミュニケーションアート専門学校ECOの皆さん

東日本大震災の被災地から救われたメイ

ノミ・マダニ駆除薬「フロントライン」では、「セーブペットプロジェクト」(以下SPP)を展開し、動物病院で処方される売上の一部を、犬や猫の殺処分低減のための活動に寄付しています。東京・江戸川区にある「東京コミュニケーションアート専門学校ECO」の学校犬・メイ(芽生)も、セーブペットプロジェクトが支援する動物愛護団体出身のワンちゃん。学校に来て約2年、授業や実習で大活躍中のメイに会いに出かけました!

東日本大震災の被災地から救われたメイ

ストーリー Vol.8 メイ(芽生)

メイが東京コミュニケーションアート専門学校ECOにやってきたのは、2012年6月のこと。セーブペットプロジェクトが支援する動物愛護団体「ワンワンパーティクラブ」のイベントで里親募集中だったメイに同校の関係者が出会い「学生たちに保護犬のことを知ってもらうきっかけになれば…」と、学校犬として引き取ることを決めたそうです。

もともとメイは東日本大震災の被災地で野良化した犬が生んだ子犬で、学校に来たときはまだ生後数か月。最初はビクビクおびえていたそうですが、しばらくすると持ち前の人懐っこい性格ですぐに新しい環境に慣れ、2年経った今ではすっかりのびのびと暮らしています。取材当日も初対面の私たちにも人見知りせず、元気いっぱいに挨拶してくれました!

普段、メイは他の学内犬たちと同様に、学生たちの授業でモデル犬、実習犬として活躍。最近では学生たちが調理したフードの味見役も務めているそうですよ!私たち取材班も保定や身体検査実習の様子を見学したのですが、実習が始まると、メイの様子が一変。普段のやんちゃさが影をひそめ、学生たちが検査しやすいようにじっとしている様子には、学校犬としてのプロ意識を感じました!

単なる学内犬ではなく、学生たちの家族のような存在に

単なる学内犬ではなく、学生たちの家族のような存在に

学内でメイの飼育を担当しているのは「ドッグスペシャリスト専攻」と「ドッグマスター専攻」の学生たち。ドッグトレーナーやトリマー、動物看護師などを目指す学生たちにとって、メイは単なる授業や実習で使う学校犬というよりは、もはや家族のような存在で「子犬のときから育てているので、自分の愛犬と同じように可愛くて仕方ない」のだとか。当番の学生は毎朝7時半に登校してメイの健康をチェック、体温や体重などを測定・記録しています。

メイが大好きで楽しみにしている散歩は朝・昼・夕の1日3回、悪天候でない限り必ず連れて行くのだそうです。朝夕の食事の後には貧血のチェックや歯磨きなど健康管理も徹底。もちろんノミ・マダニ予防も、動物病院で処方される薬を使って万全に行っているのだそう。おかげでメイはこれまで病気1つしたことがなく、健康そのもの!毛並みもきれいで、艶々と輝いています。ちなみに学校が長期休暇の間は、学生の自宅にホームステイして過ごすそうです。

「保護犬も普通の犬と何も変わらないんだなって、メイに教えてもらいました」

メイのしつけもドッグトレーナーの資格を持つ講師による指導の下、基本的に学生たちが担当。「メイはここに来た当初、すごく人におびえていたので、とにかく人を好きになってもらいたいと思いました。だからトレーニングの際にも決して叱ったり声を荒らげたりせず、とにかく褒めて伸ばす方針を徹底!そのせいか、メイはちょっとお調子者になっちゃいましたけど(笑)、人が大好きでフレンドリーな犬に育ってくれてとても嬉しいです」と学生の久保村さん。プロのドッグトレーナーを目指しているという東襲さんは「メイのおかげでトレーニングを楽しみながら実践して学ぶことができました。自分の伝えた通り、メイができるようになるとすごく嬉しいですね」と目を細めます。

また、動物看護師を目指す西村さんは「メイがここに来るまでは保護犬を育てたことがなかったので、最初はドキドキしたけれど、実際には普通の犬となんら変わりないことがわかって拍子抜けしました(笑)。将来、動物看護師になったら保護犬と接する機会もあると思うので、メイと過ごした経験を活かしたいです」と話してくれました。そして3人からは「メイのおかげで、フロントラインの売り上げの一部が保護犬のために使われていることを知ることができました。将来自分が犬を飼うときも、セーブペットプロジェクトを応援するために必ずフロントラインを使います」という嬉しいコメントが!!ちなみに3人とも、将来犬を飼う際は保護犬から選ぶと決めているそうです。頼もしいですね♪

学校犬卒業まであと数年。卒業後は家庭犬に

同校で常時数頭の学生たちを指導する同校の河原・キャリアセンター主任は「将来ペットビジネスの世界で働く予定の学生にとって、学生時代に保護犬の存在をきちんと知っておくことは、将来大きな財産になるはず。保護犬と接する際の注意点などを学んで仕事に役立ててほしいし、動物愛護活動にも積極的に関われる人に育ってほしい」と話しています。

通常、同校の学校犬は5~6歳で引退。そのあとは学生や教職員の自宅に引き取られ、家庭犬として暮らすことになるそうです。メイも、その日まで長くても残り3~4年。すでに学生の間からは「将来、メイを引き取りたい!」という声もチラホラ聞こえるそうです。同校広報部の大橋さんによると「学校ではどうしても純血種の習性や飼育方法を学ぶことが優先されるので、保護犬ばかりを飼育することはできないのが現状。でも保護犬から学べることも非常に多いので、メイが卒業した後も引き続き保護犬を引き取れるようにしたい」とのこと。メイがきっかけとなって、保護犬の活躍の場が広がるといいですね!

小さな体で一生懸命に学生たちの夢を支えている、メイ。人が大好きで人を信頼しきったメイのまなざしを見ていると、メイがこれまで周囲の皆さんにどんなに愛されて大切にされているかが、すごくよく伝わってきます。メイ、良い仲間に恵まれて本当によかったね!家庭犬として迎えられるまであと数年、頑張って学生たちをサポートしてね!

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