飼い主のいない動物たちへの愛情の証です

保護犬・保護猫がつなぐみんなの幸せ特集 2014年

ストーリー Vol.5 サリーちゃん(ミニチュアダックスフント、9歳、メス)&高山さん夫妻

元保護犬・マックス&ツボミ、院長のパートナーとして活躍中!

保護犬からセラピー犬になった"サリー"

 ノミ・マダニ駆除薬「フロントライン」では、2010年から「セーブペットプロジェクト」をスタートし、動物病院で処方されるフロントラインの売上の一部を犬や猫の殺処分数低減のための活動に寄付しています。今回ご紹介するサリーも「セーブペットプロジェクト」の支援先である動物愛護団体を経て、新しい家族と出会ったワンちゃん。今はすっかり新しい生活に慣れ、セラピー犬としても活躍中というサリーの様子を取材しました!

 埼玉県蕨市にある介護老人保健施設「グリーンビレッジ蕨」。この施設では年に4回、アニマルセラピーの時間を設けています。私たちが取材に伺った日も、アニマルセラピー団体「フレンドリーDOG&CAT」のセラピー犬8頭が、各自の飼い主の方々とともに訪れていました。

 実はこの8頭の中の1頭・サリーは、もと保護犬。埼玉県内の保健所に「もう飼えないから」という理由で持ち込まれたところを、動物愛護団体「Wonderful Dogs」に保護されていたのだそうです。そのサリーの写真をたまたまウェブサイトで見かけたのが、現在の飼い主・高山さんご夫妻でした。「写真を見てすぐに家族みんながサリーを気に入り、飼うことを決めました。ちょうどそのころ、テレビで保護犬の問題が取り上げられているのを見て心を痛めていたので、たとえ1頭でも助けることができれば…と思ったのです」と高山さん。そうして2012年9月、サリーは高山家にやってきたのでした。

 高山家の先住犬2頭とはすぐに仲良くなったサリーでしたが、家族に完全に溶け込むには少し時間がかかりました。いつもビクビクおびえていて、近くで新聞を開いただけで「キャッ!」と悲鳴を上げたり、大人の男の人が来ると怖がって逃げてしまったり…。「それまで散歩に連れていってもらったことがないのか、最初は外を歩けなかったですし、トイレも人が見ているところでは決してしませんでした。ずいぶん辛い過去を背負っているんだなと思うとサリーが可愛そうで…。これからは自分たちが辛かった過去の分まで愛情をたっぷり注いで、可愛がってあげようと心に決めました」と高山さん。その気持ちが通じたのか、サリーは次第に落ち着きを取り戻し、今では高山家での生活にすっかりなじんでいるのだそうです。

「どんな過去があっても、犬は再び人を愛せる力を持っている」

新しい暮らしに慣れたサリーを見て「せっかくだから一緒に何かをやりたい」と思った高山さん。おとなしいサリーの性格に合う活動として選んだのが、アニマルセラピーでした。「ただ、臆病なサリーがセラピー活動なんてできるのか、内心ちょっぴり不安でした」という高山さん。ネットでみつけた「フレンドリーDOG&CAT」に連絡をとって事情を話したところ、代表の宗像宏美さんに「たとえ過去にどんな辛い経験をしたとしても、犬は再び人を愛せる力を持っているんですよ」と勇気づけられ、思い切って活動を始めることにしたそうです。

「最初に訪問した施設で、忘れられない経験をしました。サリーを抱っこしていた入所者さんが、別れ際に『ありがとう、本当によく来てくれたね』と涙を流されたんです。ああ、犬の力ってすごいな…って、なんだか私まで感動して泣けてしまって…」という高山さん。以来、一人でも多くの人に喜んで欲しいと願ってボランティアで活動を続けているそうです。温和なサリーはどの施設に行っても、大人気。この日も入居者さんに抱っこされたり、撫でられたりしているサリーの表情はとてもイキイキとしていました。

「愛情を注げば、犬は必ず応えてくれる」

「グリーンビレッジ蕨」の介護福祉士・森田信子さんは「入所者さんはサリーたちが来るのを本当に楽しみにしているんですよ!認知症で普段は無表情な方も、犬たちが入ってくるとパァッとお顔が輝くんです。いつも一緒にいる私たちスタッフでも、入所者さんのあんな笑顔を引き出すことはできませんから、犬の力って本当にすごいと思います。飼い主さんにたっぷり愛情をもらっている犬だからこそ、人に愛情を与えることができるんでしょうね」と話していました。「愛情を与えれば、犬はそれに応えてくれますよね。サリーも私たち家族だけでなく、セラピーの訪問先でたくさんの人たちに可愛がってもらっているうちに、本当に幸せそうな表情を見せるようになったと思います」と高山さん。「セーブペットプロジェクト」については「サリーを引き取った時に初めて知りました。これまで自分たちが愛犬に使ってきたフロントラインの売り上げの一部が、保護犬や保護猫の医療費として使われる。こんな素晴らしいプロジェクトに使われたと知って、誇らしい気持ちです。引き続き我が家の犬たちにもフロントラインを使って、「セーブペットプロジェクト」を応援します!」と嬉しいコメントを下さいました。

新しい家族だけでなく、セラピー犬という素晴らしい役割もみつけたサリー。
これからも元気で、たくさんの人を笑顔にしてあげてね!

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