飼い主のいない動物たちへの愛情の証です

セーブペットプロジェクトテーマ~愛情を、楽しい時間に~

Vol.3 アニマル・ハート・レスキュー(下)

取材対象

アニマル・ハート・レスキュー
代表  山本りつこさん

「生き地獄」から1頭でも多く助けたい

   山本さんが動物愛護活動に携わるようになったのは、横浜・関内の会社で働いていた1996年ごろのこと。当時、関内駅の周辺には捨て猫が繁殖を繰り返し、いたるところに野良猫の姿が見られたそうです。実はもともと「猫も犬もあまり得意ではなかった」という山本さんですが、ある日、拾ったネコを会社に連れて来た同僚が最後に残った1匹を「飼い主が見つからないから保健所で処分してもらう」というのを聴いて驚き、「それなら自分が…」と思いがけず引き取ることに。「猫を飼うのは初めてでしたが、飼ってみると本当にかわいくて。自分でも意外なくらい、猫が大好きになりました。そうなると、関内駅周辺で見かける野良猫たちのことも気になってしまって、ある日、見に行ってみたんです」。山本さんが見たのは、劣悪な条件の中で病気や飢えに苦しみながら暮らす野良猫たちの姿。「白骨化した子猫の死体を見たときは、本当にショックでした。ここは日本じゃない、この猫たちにとってここは生き地獄だって思いました。その生き地獄からなんとか救ってやりたい…、この一心でここまで活動を続けてきました」。

壮絶な嫌がらせに負けず活動を続行

   それからは出勤前や退社後の時間、休日を利用して猫に餌をやり、捕獲しては去勢・避妊手術を受けさせる日々。もちろん費用はすべて自己負担だったので貯金はすぐに底をつき、山本さんは費用を稼ぐためにコンビニで深夜のアルバイトを始めました。「退社後、猫の世話を終えて少し休んだらアルバイトへ。そして明け方に仕事を終えると、猫たちの餌やりに行き、そのまま会社へ。あの頃はほとんど眠らずにがんばっていました」。こうして活動を続けるうちに少しずつ仲間が増え、資金を寄付してくれる人も現れるようになりました。
   99年からは定期的に里親会を開催、野良犬や野良猫の譲渡活動を本格的にスタートさせました。とはいえ、周囲からの嫌がらせは相変わらず続いたそうです。「神奈川区で猫のレスキューをしていた時のことは、特に忘れられません。ある日現場にいくと、頭を叩き割られた猫の死体が側溝に突き立てられていたのです。その小さな白い猫は、私たちへの見せしめのために殺されてしまったんですね…。やり場のない悲しみと怒りと、そしてこんな残酷なことをする卑怯な人間に絶対に負けないという決意がこみ上げてきました」。

企業からのサポートは団体の信用力UPに

   その後、2000年からは茨城県内の保健所に保護された犬のレスキューを開始。2週間に1度のペースで譲渡会を続け、これまでに1000頭を超える犬や猫を新しい家族の下に送り出しました。「でも残念なことに、現状は活動を始めた20年前から大して変わっていません。『年を取ったから』『飽きたから』と、数年間一緒に暮らした犬や猫を平気で保健所に連れこんだり、野山に捨ててしまったりする人は後を絶ちません。レスキュー活動への嫌がらせも、いまだにあります。行政もいまだに殺処分を続けています。ただ、嬉しいのは保護犬の存在や殺処分の問題をPRしてくれる人や企業が増えていること。特に企業の力はとても大きいですよね。AHRも支援を受けているフロントラインの「セーブペットプロジェクト」のように、みんなが知っている大企業がアクションを起こしてくれることで、保護犬を取り巻く問題がより多くの人に知られるようになってきているのではないでしょうか。本当に有難いことだと思っています」。

1年越しの「お見合い」で新しい家族の下へ

   最近、AHRのアニマルセラピーハウスではとても嬉しいことがありました。それは、茨城県のセンターから保護され、AHRで12年間も新しい家族を待ち続けていた王(わん)君(推定17~8歳)が、ついに家族のもとに引き取られることが決定したこと。新しい家族になる方は1年近くも定期的に王くんに会いに来ては、お散歩やふれあいを楽しんできたそうで、すっかり王くんもなじんでいる方。これまで犬を飼えない住宅にお住まいでしたが、今度引っ越すことになって、やっと王くんを迎えることができるようになったのだそうです。山本さんも「王くんに新しい家族が見つかって本当に嬉しい」と目を細めます。「よく『保護犬を助けなくてはいけない』『保護犬だから飼ってあげなきゃいけない』という義務感に駆られて、犬を引き取ろうとされる方がいるのですが、本来の人と犬の関係ってそういうものではないと思うんですよね。王くんの場合は、王くんが保護犬だから飼うのではなく、王くんが本当に愛おしくて一緒に過ごしたいと願うから家族として迎えてくれるわけですから、本当に良かったと思います。きっと王くん、幸せになれますね」。でも、これはとても珍しいケース。譲渡会等ではやはり若い犬が人気で、王くんのような老犬を選ぶ人は多くありません。でも山本さんは保健所から犬たちを引き出す際、必ず一頭は敢えて老犬を選んで連れ帰るようにしているそうです。「とてもつらいことですが、私には全部の犬を連れて帰ってあげることはできません。これまでの活動で助けることができたのは、ほんの一部。残りの何万という犬や猫たちは見捨てざるをえませんでした。その子たちの鳴き声が耳に残っている限り、私はこれからもずっと活動を続けていきたいと思っています。決して人間のためではなく、犬や猫たちに楽しく穏やかに暮らしてもらうために、頑張ります。みなさん、ぜひアニマルセラピーハウスに遊びにきてください。犬たちと一緒にお待ちしています」。

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