飼い主のいない動物たちへの愛情の証です

問題行動について

ペットを飼っていて困っていることはありませんか?

多くの飼い主様がペットを飼っていていろいろな悩みや困った問題を抱えています。たとえば、

  • 咬む
  • トイレで排泄してくれない
  • 無駄吠え

などです。
ペットが困った行動をすることで、ペットとヒトの絆が壊れてしまってペットに愛情が感じられなくなってしまったり、ペットと暮らしていくのを苦痛に感じてしまうようになってしまったりするケースもあります。そうなるとペットとの幸せな時間を共有できなくなってしまいます。

ペットの困った問題行動があるときには、一人で悩まずぜひ動物病院に行って相談してみて下さい。動物たちの困った行動は、いたずらのような単純なものやしつけの問題だけではなく、実は動物の体に痛みがあったり、不快感があったりするから起きている事もあります。そのような場合はちゃんとペットたちの不快感を取り除くために治療を受けさせましょう。

犬の「言葉」を聞く

また、犬の困った行動は犬に馬鹿にされているからではなく、犬とのコミュニケーションがうまくいっていないからで、犬との上下関係の問題ではないことが指摘されています。ですから人が犬の「ボス」になるのではなく犬の「家族」になってもっと犬の言葉を聞いてあげてください。

問題行動はペットへの接し方、トレーニング方法や飼育環境をちょっと変えていくことで解決するかもしれません。

北里大学獣医学部 動物資源科学科
動物行動学研究室専任講師
入交眞巳

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