飼い主のいない動物たちへの愛情の証です
新しい家族にめぐり逢ったワンちゃん・ネコちゃん特集 2013年
たとえ1つでも、救える命を救いたい
ももは、生後数ヵ月で千葉県の保健所に収容されていたところを、動物愛護団体「ちばわん」に保護されました。その後、犬の里親募集サイトで紹介されていたももを見つけたのが、現在のももの家族・森山さんご夫妻でした。
もともと大の犬好きで、放浪犬や捨て犬を保護して飼ってきたというご夫妻。知人の話でちばわんの活動を知り、「たとえ1つでも、救える命を救いたい」と、自ら引き取りを申し出て下さったそうです。たくさんの保護犬の中からももを選んだのは、以前亡くした愛犬に顔立ちがよく似ていたから。「どんな過去を持った犬でも、愛情をたっぷり注いで幸せにしてあげたいと思った」という森山さんですが、唯一、先住犬・さくらとの相性が良いかどうかが心配だったそうです。その心配を払拭してくれたのが、ちばわんの一時預かりボランティアさんによる、ブログでした。「ブログのおかげで、事前にももの性格がよくわかり、他の犬とも仲良くやっていける犬だということがわかったので、安心して家に迎えることができました」と森山さんは振り返ります。
実際、ももは森山家にやってきた当日からさくらと打ち解け、2頭は姉妹のように仲良く暮らしています。「シニア犬のさくらには、若いももとの生活が刺激になっているみたいで、ももが来てからさくらが若返ったような気がします!」と奥様。「さくらだけでなく、私たち人間も、もものおかげで家族の会話やご近所の方との交流の機会が増えて、生活が明るくなったような気がしますね」。
SPPのような活動が広まれば、日本はもっとペットが暮らしやすい国になるはず
今、ももの一番の楽しみは、お散歩。毎日最低2回は連れて行ってもらうそうです!週末には少し遠出して、広い公園でたっぷり遊んでもらうこともあるのだとか。「元気なももに合わせて走るので、私もずいぶん体力がつきました。以前は早期リタイヤしてのんびりしようかな~なんて思っていましたが(笑)、最近は、ももやさくらのためにも、健康管理をしっかりしてもう少し頑張ろうって思うように。まさに2頭は私たちの生きがいですね」と森山さん。
2頭の健康管理にも熱心で、月に1度は定期健診に連れて行くようにしているという森山さんご夫妻。もちろんフロントラインでのノミ・マダニ対策も欠かしたことはないそうです。SPPについては「本当に素晴らしい活動。これからもフロントラインを使い続けて、応援していきたい。SPPがロールモデルとなって、他のペット関連商品でも同じような活動が広まってくれることを願っています。そうなれば、日本はペットにとってより暮らしやすい国になるのではないでしょうか。これからも期待しています!」とお励ましをいただきました。一方、「SPPについて知らない人がまだまだ多い。もっと幅広い層にPRして、愛犬家だけでなく様々な人に知ってもらうようにすれば、保護犬や殺処分問題に気づくきっかけになるのでは?」と貴重なご提案もいただきました!
ご夫妻の愛情に包まれて、すくすく成長している、もも。こらからもずっと元気で、家族みんなの「元気の素」であり続けてね!