• HOME > 
  • 殺処分問題への取り組み

飼い主のいない動物たちへの愛情の証です

殺処分問題への取り組み

「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」の推進

犬猫の殺処分問題への関心が高まりを受けて、平成25年に改正された「動物の愛護及び管理に関する法律」では、「殺処分ゼロ」を目指す様々な規制強化が盛り込まれ、環境省では「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を進めています。

人と動物が共生するやさしい社会の実現に向けた活動で、「飼い主、事業者、ボランティア、NPO、行政等が一体となって取り組みを展開推進していく」ことが大きな特徴です。

不幸な命をなくすためには、行政が殺処分をしなければいい、動物保護団体が世話をすればいい、誰かが保護犬・保護猫を引き取ればいい……と思いがちです。しかしこのプロジェクトは、かけがえのない命を守るために動物に関わる全ての人が協力していくことを明記しています。主な取り組みを紹介しましょう。

飼い主の取り組み

ペットを飼う前に動物の生態や行動を学び、動物の「適正飼養」と「終生飼養」を徹底します。ペットを入手する選択肢の一つとして保護犬・保護猫を検討しましょう。ペットショップやブリーダーから迎える際に、飼い方や健康状態などの説明を受けることが重要です。迎えたペットの健康管理はもちろん、犬は鑑札を装着して毎年狂犬病予防注射を受け、猫なら完全室内飼育にします。

国民の取り組み

適正管理の意識を持ち、動物の遺棄や虐待を防止することです。野良猫への無責任な餌やりを行わないことも含まれています。

ペットショップ・ブリーダー等の取り組み

ペットの購入希望者には飼い方などについて丁寧な説明を行い、実際に動物を見せて健康状態などを確認してもらうことです。従業員の意識向上や販売後のアフターケアも充実させます。

ボランティア・NPO・獣医師会等の取り組み

自治体が行う譲渡活動への支援や地域猫活動を推進していきます。ペットのことで困っている飼い主さんからの相談を受けることも重要な取り組みです。

企業の取り組み

動物に関する自治体の活動に協力し、社会貢献を進めていきます。

自治体の取り組み

動物愛護管理推進計画に基づき、適正飼養の普及啓発や引取った動物の返還と譲渡などをさらに推進していきます。飼い主さんへの指導はもちろん、動物取扱業者の監視・指導も行います。

環境省の取り組み

動物愛護管理基本指針に基づき、ペットの終生飼養などを徹底します。動物行政に関する事例や研究を集め、自治体を支援することも重要な取り組みです。また、「人と動物が幸せに暮らす社会の実現モデル都市事業」はプロジェクトの要で、「所有者不明の犬猫対策」「広域譲渡など譲渡の推進」など4つのテーマを19の自治体で実施しました。現在はこの成果や課題をもとにガイドラインを作成しています。

保護犬・保護猫の譲渡が活性化している

飼い主、事業者、ボランティア、NPO、行政等が一体となって殺処分問題に取り組んだ結果、犬猫の返還・譲渡率は大幅に上昇しました。自治体や団体主催の譲渡会が行われ、インターネットの里親募集サイトも登場しています。

返還・譲渡率(犬・猫)

その一方、譲渡活動で課題も見つかっています。特に多いのが「高齢動物や疾病のある動物の飼養や譲渡先の確保が困難」という問題です。高齢や病気を理由に手放す飼い主さんを減らすことが重要です。
また、「人員不足」や「施設の収納能力の不足」により、動物福祉に基づく健康管理が思うようにできないケースもあります。


譲渡の努力における課題(自治体数)

犬の寄生虫ケア

  • 犬のオールインワンのお薬について
  • ネクスガードについて
  • フロントラインについて
  • 犬の寄生虫について
  • ネクスガード フロントライン比較表

猫の寄生虫ケア

  • フロントラインについて
  • 猫の寄生虫について
  • ノミダニのお薬比較チェック
  • 犬用デンタルガム(塩酸デルモピノール配合)オーラベット犬用デンタルガム(塩酸デルモピノール配合)オーラベット
  • 災害からペットを守るために、今、私たちができること 3.11を忘れない~災害からペットを守るために、今、私たちができること 3.11を忘れない~
  • お問い合わせ
  • ネコも動物病院プロジェクト
PAGETOP


PAGE TOP