犬のノミ・マダニ・フィラリア・お腹の虫
犬・猫のSFTS(重症熱性血小板減少症候群)
SFTSとは(原因・症状)
原因:
SFTSウイルスに感染することです。ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染すると言われています。潜伏期:6日~2週間
フタトゲチマダニ
タカサゴキララマダニ
出典:国立感染症研究所ホームページ
- 主な症状
- 発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)。また、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などが起きます。
飼育ネコおよび飼育イヌの血液・糞便から
SFTSウイルスが検出された事例があります。
飼育ネコおよび飼育イヌの血液・糞便からSFTSウイルスが検出された事例があります。
国立感染症研究所ホームページ「マダニ対策、今できること」より出典
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
マダニのシーズンは、成虫が多い春だけと思われがちですが、
秋に若ダニや幼ダニが多く発生することは意外と知られていません。
だから、年間を通じた定期的なマダニ対策が重要です。
飼い主様が気をつけること
- 散歩の際に山野や草むらに入る場合は、長袖長ズボン、帽子を着用するなど肌の露出をさけ、マダニに咬まれないようにしましょう。
- 散歩から帰った際には、人間・犬猫ともにマダニに咬まれていないかチェックしましょう。
- 犬猫の場合、被毛の薄い目・鼻・耳・指の間などを重点的に観察してください。
- もしも咬まれていた場合は無理に引き抜こうとせず、医師(皮膚科)・獣医師の診察を受けましょう。
- ご自身が咬まれた場合、数週間は体調の変化に注意をして発熱等の症状が現れた場合は医療機関を受診しましょう。