犬と猫の寄生虫症アトラス PARASITES
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84節足動物幼ダニ卵若ダニ全ステージを毛包および皮脂腺のなかで過ごす犬と猫は無症候キャリアとなることがある。免疫機能が低下すると臨床症状が発生する哺乳期の直接の皮膚接触により子犬と子猫が感染 動物に対するリスク•3~6カ月齢の子犬で生じることが多いが(若年性毛包虫症)、免疫抑制の成犬でも起こることがある(成犬期毛包虫症)。•猫で臨床症状が起こることはほとんどない。起こったとしても、通常は頭部と耳に限局している。 寄生虫対策•外部寄生虫薬および抗菌薬を用いた特異的な治療を行う。•良好な免疫機能を維持する。•全身性の毛包虫症を発症した動物は、遺伝的素因によるため繁殖に使用しない。1234宿主 犬、猫成ダニライフサイクルの合計:約3週間 人に対するリスクなし。イラストレーション 39ニキビダニDemodicidaeDemodex canis(イヌニキビダニ)/Demodex cati(ネコニキビダニ)/Demodex spp.

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