犬と猫の寄生虫症アトラス PARASITES
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24原 生 動 物胞子未形成オーシスト胞子形成オーシスト(感染型)感染組織の損傷により臨床症状が発現する場合がある 寄生虫対策•犬に生肉、内臓、胎盤を食べさせない。•犬の血清学的検査、糞便検査を行う。•感染した動物の残留物と流産の処理を適切に行う。 動物に対するリスク•牛で流産が起こる場合がある。母牛から子牛へ移行し、子牛の生存率の低下が何世代にもわたって認められることがある。•犬では経胎盤感染により子犬で重度の臨床症状を起こす場合がある。1234567約5日オーシストの排泄5〜17日間オーシストは糞便中約3日間で感染型に数カ月〜数年間小腸の細胞糞便中間宿主タキゾイトとブラディゾイト感染組織の経口摂取固有宿主犬、コヨーテオーシストを経口摂取 人に対するリスクなし。ネオスポラNeosporaNeospora caninumイラストレーション 9

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