犬と猫の寄生虫症アトラス PARASITES
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20原 生 動 物感染型(スポロゾイトを含むオーシスト)オーシストそのほかの宿主(人・小型哺乳類)1宿主犬、猫 人に対するリスク人獣共通感染症•C. parvum (比較的多い)。•C. canis およびC. felis (まれ)。•小児、免疫抑制患者、動物関係の仕事をする人でリスクが高い。 動物に対するリスク•免疫抑制状態の動物で病原性がもっとも高い。糞口感染(汚染された食品・水)オーシスト(被嚢のない4個のスポロゾイトを含む) 寄生虫対策•適切な衛生管理を行う。-処理水または浄化水以外は飲まない。-生ものや野菜は十分な洗浄と消毒を行う。•適切な飼養管理を行う。-清潔な水と食事を与える。数日〜数カ月間2〜10日オーシストの経口摂取2糞便2イラストレーション 7クリプトスポリジウムCryptosporidiumCryptosporidium parvum/Cryptosporidium canis/Cryptosporidium felis

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