犬と猫の寄生虫症アトラス PARASITES
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18原 生 動 物 動物に対するリスク•ヘパトゾーン症は、ライム病、バベシア症、エールリキア症、タイレリア症、リケッチア症などのマダニ媒介性感染症と併発することが多い。 寄生虫対策•外部寄生虫の予防と駆除を行う。•環境衛生対策を行う。•マダニ忌避対策を行う。イラストレーション 6好中球中と単球中のガモントミクロメロゾイトを含むミクロシゾント(白血球に感染)スポロゾイトが腸管壁から侵入マクロメロゾイトを含むマクロシゾント(ほかの組織に再感染)オーシスト固有宿主5ガメートザイゴート感染性スポロゾイトを含む成熟オーシスト122a2b34マダニのなかに約45日間4〜10週間組織細胞に感染(肝臓、肺、脾臓、筋肉)マダニが感染血液を吸血マダニの経口摂取により犬に感染中間宿主犬 人に対するリスクなし。ヘパトゾーンHepatozoonHepatozoon canis/Hepatozoon americanum

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