セーブペットプロジェクト、愛情の証キャンペーンに関する 活動報告や情報発信をしていきます

ブログ~幸せなペットを増やすために~

2017.06.14  9:18

Foster ACADEMYセミナー 第17回 保護犬から聴導犬へ ~聴導犬デモンストレーション~


 

2017年1月28日、ヤマザキ学園大学渋谷キャンパスにおいて、フォスターアカデミー第17回のセミナーが行われました。講師は、一般社団法人日本聴導犬推進協会 事業統括部マネージャーの秋葉圭太郎先生です。当日は、協会の広報担当として1ヶ月前にデビューしたばかりの次郎クン(1歳半)もデモンストレーション犬として参加し、聴導犬のお仕事を見せてくれました。

 

認知度の低い『聴導犬』の存在をもっと広く一般に知ってもらいたい

 

まず始めに、『補助犬』として位置づけられている犬たちの役割について解説がありました。もっともよく知られているのは、目の不自由な人のサポートをする『盲導犬』、そして、身体に障害がある人のサポートをする『介助犬』があります。『聴導犬』は聴覚障害者のサポートをする犬ですが、同時に、聴覚障害者の方の自立と社会参加の手助けをする重要な役割を担っています。

 

聴導犬は、日常生活の中で聴こえないと困る音、例えば、目覚まし時計、玄関のインターホン、家電製品の音、外出時の車などの音、非常ベルなど、多岐に渡る音を知らせます。聴覚障害者の方は、常に視覚のみであらゆる情報を得るため、日々の生活で神経を使い続ける必要があり、聴導犬のサポートによってこうしたストレスが軽減されます。

 

また、聴覚障害者の方は見た目では周囲に『障害がある』ことがわかりにくい、という問題があります。聴導犬は国から認可された証明書と『聴導犬』と明記されたケープを身に着けて障害者の方と行動を共にするため、周囲の人々からサポートを得やすく、コミュニケーションもより円滑になるという利点もあります。



 

ここで、次郎クンのデモンストレーションが始まりました。
タイマーやインターホンの音を聞くとすぐに反応し、鼻でツンツンと秋葉先生に触れて音が鳴っていることを知らせます。また、持っていた鍵を落とすとその音に敏速に反応し、教えます。最後に、寝ているフリをしている秋葉先生の横で目覚まし時計が鳴ると、大はしゃぎで起こしました。

 

 

動物愛護と障害福祉の融合を目指す

 

次に、秋葉先生が所属する日本聴導犬推進協会では、動物愛護の観点から、聴導犬の候補犬を動物愛護センターや動物愛護団体が運営するシェルターなどから選んでいます。盲導犬は、ハーネスを付けた時に持ち手がちょうどいい高さに来ないといけないなどの条件があるため、ラブラドール・レトリーバーなどが主流となっていますが、聴導犬については、どんな犬種であっても仕事に支障はないため、保護犬を選択することができます。

 

聴導犬に向いている性質も紹介されました。

・人が好き

・人と一緒にいたい

・恐怖心がない

・順応性がある

・音に鈍感である

 

「その犬が持っている能力より、『性格』が一番重要と話されました。最後の『音に鈍感である』という性質は意外に思えますが、あらゆる音に過敏に反応する犬だと、『本当に重要な音』だけを的確に知らせることが難しくなるそうです。

 


 

秋葉先生他スタッフは様々な保護施設を回り、生後2~4ヵ月の子犬をテストして適正な犬を選びます。「10項目以上のテストをクリアし、聴導犬に適した性格を持っている犬は100頭中5頭いるかいないか。

 

また最近は保護施設に収容される犬の頭数も減っていることから、新たな採用の流れもできている」とのこと。他の補助犬育成施設からのキャリアチェンジで、介助犬や盲導犬には適さない犬でも、聴導犬には適している、というケースがあります。デモンストレーションを披露してくれた次郎クンは、介助犬の訓練を受けていましたが、少し元気すぎるので、聴導犬のデモ犬に転職したそうです。こうした補助犬育成施設の横のつながりが進んでいるというのは、犬にも人にも多くの利点を生んでいます。

 

犬の性格に合わせたトレーニングを積んで、いざ聴導犬へ

 

子犬時代からトレーニングを積み、認定試験に合格して聴導犬になるまでには約2年の歳月がかかります。聴導犬を必要とする方へは無料で引き渡しているので、秋葉先生の協会はほぼボランティアでこの活動を行っています。

「全国で聴導犬を必要としている聴覚障害者の方はたくさんいますが、盲導犬が現在1000頭以上いるのに対して、聴導犬はまだ67頭しかいません。私たちの協会は寄付で運営されているので、今後もっと聴導犬の存在を多くの人々に知っていただき、普及をしていくことが必要不可欠です」と秋葉先生は強調されました。

 

 


 

最後に、「聴導犬の認知度がまだ低いこともあり、証明書を付けた専用ケープを犬が身に付けていても『入店お断り』という店や公共施設が多いことが紹介され、課題が山積していることもわかりました。

 

協会への寄付のほか、動物愛護の見地に立った『聴導犬』の育成がボランティアで成り立っていることなど、聴導犬に関する正しい情報発信をしていくことも重要なサポートのひとつであり、私たちが自分に合った支援をしていくことが、人と犬がともに生きて行く上で必要になると実感しました。

 

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