セーブペットプロジェクト、愛情の証キャンペーンに関する 活動報告や情報発信をしていきます

ブログ~幸せなペットを増やすために~

2015.09.16  9:09

保護犬・保護猫との暮らしと感動秘話 「保護犬の里親になろう」(前編)

カンナ
セーブペットプロジェクトでは、「保護犬・保護猫との暮らしと感動秘話」をシリーズでお届けしたいと思います!

シリーズ初回にご登場いただくのは株式会社ナイル代表取締役の土江雄飛さんです。初回のテーマにぴったりの里親になるまでのお話を掲載いたします。




はじめまして、「カンナ」です。

このワンコは私が飼い始めた保護犬(メス 推定2歳 性格おっかなびっくり)です。

皆さんは保護犬の存在をご存知でしょうか?

このサイトをご覧の方には当たり前の情報ばかりだと思いますが、まだまだ知られていない保護犬の存在と譲渡方法について私の体験談をお話したいと思います。

ちなみに、保護犬とは「飼い主に捨てられたり、逃げてしまったり、飼育を放棄されたりしたため保健所や動物愛護センターに保護されている犬」のことを言います。こういった保護犬をさらに動物愛護団体の方が引き取って、里親となる新たな飼い主を探すための活動を行っています。

私が保護犬の存在を知ったのは、当サイトのWEBコンサルに携わるようになってから。ホームページの分析や集客方法について考えるのが私の仕事です。

そのお仕事の中で、メリアル・ジャパン様が殺処分ゼロのための啓発活動を行っていることを知りました。詳しくはこちら(http://n-d-f.com/spp/

毎年多くの犬や猫が飼い主に放棄されたり、飼い主が見つからないため殺処分されたりする現実を目の当たりにして、ふと思ったのです。

 

「殺処分される動物たちの情報発信をするだけでいいのだろうか?」

「パソコンの前で汗もかかずに動物愛護もないだろう・・・」

 

元々実家で犬や猫を飼っていたこともあり動物は大好きです。
それなら自分でも殺処分されるかもしれない犬の里親になってみようと思い立ったのです。

 

 

■保護犬を探してみよう

一度決めると何事もすぐに始めないと気がすまない性格ですが、生き物を飼うとなると簡単ではありません。

やはり、きちんと保護犬の情報を収集することにしました。

このままでは一時のノリで飼い出して、挫折したら保健所に駆け込むダメな飼い主と同じになってしまうと考えました。

幸いなことにインターネットで何でも調べられる時代です。

保健所や動物愛護センターに行けばたくさんいるだろうと、近くの施設を検索してみました。

2015091602
 

■保健所の手続きを知っておこう

保健所のホームページを読み込むうちに、いろいろなことがわかってきました。

まず、いきなり保健所へ行って「犬をください!」といっても譲ってもらえないということです。

ちなみに東京都動物愛護相談センターの例でお話しますが、犬の譲渡を希望すると「犬の譲渡事前講習会」というものに参加する必要があります。

この講習会を行う目的は、動物を飼うのに知識のない方や覚悟のない方に対する教育として行われます。

この講習会では公的な本人確認書類(免許証等)の提出はもちろんですが、マンション住まいの方はマンションの管理規約の提出も義務づけられています。動物が飼えないマンションで犬を飼おうとする飼い主を選別するために行われます。

さらに、年齢制限もあります。若すぎる方、高齢者には譲渡されません。

高齢者の場合は将来に渡って飼育できるかが不確定です。20歳未満の方は飼育するための責任能力や経済的な問題がクリアにならないためです。

その後は、事前申し込みをした譲渡会に参加して、引き取りたい犬や猫と対面することになります。

またその後も譲渡時講習会の受講が義務づけられています。

いろいろ面倒な手続きがありますよね。でもこれが現実。犬や猫を飼うということは簡単ではないのです。

(ということに私自身も気づかされました)

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※イメージ

 

■動物愛護団体をあたってみる

さて、保健所での譲渡方法を勉強して、犬を飼う上では様々な条件が必要であるとわかりました。
そんな情報収集の中で、ふと疑問に思ったことがありました。

 

保健所では、

・犬の性格まではわからない。

・避妊手術まではしてくれない。

・細かい病気の有無まではわからない。

 

犬を譲渡していただくこちらはまったくの素人です。できるだけどんな子かを把握してから飼いたいものです。見た目や犬種からはわからない情報も知っておかなければ、少し不安ですよね。私の場合、実家での飼育経験から、見た目もさることながら性格を最も重視していました。

そこで保健所や動物愛護センターから犬や猫を引き出して、譲渡会を開いているボランティア団体からもらい受けることにしました。
ちょうど当サイトで様々な団体を支援していることを知りました。こういった団体の方は殺処分間際の犬や猫を引き取って、広く里親を募集する活動を行っています。
さらに譲渡会に出す前には去勢手術や避妊手術を行ったり、獣医師の先生に見せて治療を行ったりワクチンを打ったりと健康に対するケアも怠りません。
もちろん、毎日散歩をさせたり食事を与えたりしていますので、動物たちの性格もしっかり把握されています。

早速「保護犬」「犬 里親」などのキーワードから検索エンジンで調べてみるといろいろなサイトが引っかかりました。
里親募集のポータルサイトや動物愛護団体のホームページなど。

中でも様々な団体が里親募集情報を掲載しているポータルサイトは便利です。犬種や募集地域から検索できますし、犬の性格や病気なども意外としっかり書かれています。

カンナ
 

■譲渡条件はよく確認すること

さて、何頭かめぼしいワンコを見つけたら、ネットから各団体の担当者にメールで連絡を取ります。中には直接電話での連絡を希望する場合もあります。
しかし、ここでもやはり譲渡条件があり、誰にでも譲渡するわけではありません。

よくある譲渡条件をご紹介します。

 

【譲渡条件の一例】

・65歳以上の高齢者不可

・一人暮らし不可

・小さい子供がいる家庭は不可

・動物を飼う経済的余裕のない方不可

・結婚前のカップル不可

・家族全員が賛成していること

・家族に動物アレルギーのいない方

・譲渡前のトライアルを受けること

・譲渡の際は自宅まで訪問して飼育環境を見せてもらうこと

・マンション管理規約の提出

・譲渡までにかかった治療費や交通費を全部または一部負担

 

どうでしょうか?結構様々な制約があります。
全てがこういった条件というわけではありませんが、人気のあるブランド犬や若い犬の場合は条件が厳しい場合があります。ブランド犬とは、ペットショップで売っているような犬種のことで、チワワやダックスフントや柴犬など皆さんがまず飼ってみようと思うような犬たちです。

多くの方が、ブランド犬、しかも子犬を欲しがります。

そういった犬の里親情報もたくさん出ていますが、人気のある子はあっという間に譲渡先が決まってしまうことも少なくありません。
実際のところ、私も最初は「キャバリア 生後6ヶ月」とか「柴犬 生後1年」とかの情報を探していました。しかし毎日3ヶ月程ネットで探しましたが、私に譲渡していただける団体はなかなか見つかりませんでした。

 

■譲渡のハードルが低い犬の特長

ただし、中には何ヶ月経っても譲渡先が決まらない犬がいることも確かです。
どんなワンコかといいますと、

 

・老犬

・フィラリア陽性

・何らかの病気や障害がある

・雑種

・中型犬以上

・人慣れしていない

・吠え癖がある

こういった条件が一つでもあると、なかなか里親が見つかりません。

確かにこれだけ不利な条件があると二の足を踏む飼い主さんが多いですよね。でもこういった犬こそボランティア団体の皆さんが幸せになってほしいワンコなのです。
そのため、こういった子たちの譲渡条件は比較的緩くなっているケースが多いようです。
なかなか譲渡してもらえないという場合は、条件を下げていろいろな犬を探してみることをお薦めします。
きっと素晴らしい出会いがあるはずです。

 

■譲渡会にも参加してみよう

ネットでの情報の他に、週末になると各地の会場で保護犬や保護猫に対面できる「譲渡会」というものが開かれています。

直接お目当てのワンコに会える場で、飼育中の担当者に性格を聞いたり、普段の様子を目にしたりできるチャンスです。

写真ではわからなかったサイズ感や、人慣れの具合がわかるので、お目当ての犬が譲渡会に出ることがわかったら、一度参加してみましょう。譲渡会の情報は各団体のホームページに掲載されています。

私も一度参加しましたが、お目当ての犬を決めずにふらっと立ち寄ったため、その場でよい出会いはありませんでした。ただし、中には思わぬ出会いがある場合もありますので、お近くで開催されていたら積極的に参加してみましょう。

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※イメージ

 

■わが家の犬が決まった経緯

さて、わが家のワンコ探しは困難を極めました。何しろ、私の条件はあまり思わしくありません。

 

「40代、一人暮らし、男性、昼間は仕事で家にいない」

 

いくつかの団体に問い合わせをしましたが、これらの状況を判断されてお断りされるケースもありました。
男性というだけで「世話がおろそかになるのではないだろうか?」という見方をされる場合もあります。もちろん、そんな縛りのない団体もあると思いますので、一生懸命探せば出会いはあるかもしれません。

また、中にはすでに譲渡が終わった犬の情報をそのまま掲載している場合もあったり、記載事項に不備があったりする場合もあります。「単身者不可」となっていてもその他の条件次第ではOKという場合も結構あるようです。気になったら、どんどん質問した方がいいでしょう。
しかし私の場合、仕事をしながら長期間保護犬探しをしていたこともあり、次第に心が折れそうになっていました。

そんな時、ある里親サイトで1枚の写真が目にとまりました。

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名前は「カンナ」。雑種犬でした。

疥癬とアカラスという皮膚病のため全身の毛が抜けて身体もガリガリ、体力が無いのか頭を上げることもできないワンコ。

フィラリアが陽性で、今後も薬浴が必要という条件がついていました。

ボランティアの方が治療した結果、元のように毛が生えている写真が掲載されていましたが、条件の悪さから里親のなり手がない様子でした。

しかし性格は大人しく留守番もOK、吠え癖がないなど、非常に飼いやすいという情報が記載されていました。これなら私でも飼えるかもしれないと・・。

なにより、「この子は自分が里親にならないと一生誰にももらってもらえないかもしれない!」という想いもありました。

早速、この情報を掲載していた「TERRA」という団体に連絡をとりました。

「40代男性一人暮らし」という条件に先方も少し警戒しているようでしたが、何度かメールのやり取りをしているうちに、一度お見合いをしましょうという運びになりました。

人間ともお見合いしたことがないのに、はじめてのお見合い相手は2歳のメス犬。

人生とはわからないものですね。

 

 

■カンナとのお見合い

お見合いの場所は六本木。日時を決めて指定の場所に向かいました。

カンナとの初対面の印象は、「意外と大きいな」というものでした。体重は聞いていましたが、身体のサイズ感などホームページの写真だけではわからない情報があり、実際に会うことは必要だなと思います。

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初対面の後は一緒に近所を散歩しました。お互いに相性など問題ないかを確認します。とても大人しい子で、すぐに性格が良いのがわかりました。恐がりで若干神経質でしたが、人間が大好き!という雰囲気が伝わってきました。

保護犬の中には、それまでの経緯から人間嫌いになっていることも少なくないようです。多くの場合ボランティア団体での飼育やしつけによって人間のことが好きになるそうですが、悲しい話ですね。

その後「TERRA」の担当者からカンナの病気のことや、保護された経緯などを聞きました。

カンナとのお見合いというよりも、ボランティアさんとの面接のような感じ。我が子を見ず知らずの他人に譲渡するのだから、それなりにチェックは厳しくなります。

「これから一生面倒を見るか」「散歩やトイレの回数は守れるか」「皮膚病の治療があるが問題ないか」などを聞かれました。

さらに、私が昼間は仕事で家を空けるため、残業や夜遊びしないで早めに家に帰ってこられるかなどなど。

私の会社は残業がなく、私自身が経営者で時間の自由がきくので問題ありませんでしたが、普通の会社員で残業が多い一人暮らしの方だと難しいのかもしれません。

当たり前のことですが、犬を飼う覚悟のようなものは必要ですよね。

さて、そんな面接があって、後日トライアルしようということになりました。期間は2週間。
当日は「TERRA」の担当者とカンナを私の車で迎えにいきました。車がない人の場合は、タクシーなどで担当者が自宅まで連れてきてくれます。
担当者が自宅訪問するのは飼育環境を確認するためで、これはどの団体でも同じです。

 

保護犬を飼ってみよう

保護犬とドッグランに行こう

 

 

●過去の保護犬・保護猫の記事はこちらから
http://n-d-f.com/blog/column/557.php
http://n-d-f.com/blog/column/716.php
http://n-d-f.com/blog/column/974.php
http://n-d-f.com/blog/column/537.php
http://n-d-f.com/blog/column/1099.php

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