セーブペットプロジェクト、愛情の証キャンペーンに関する 活動報告や情報発信をしていきます

ブログ~幸せなペットを増やすために~

2015.06.10  9:22

「日本の動物福祉 最前線」インタビュー 第2回 細井戸大成先生

公益社団法人日本動物病院協会 会長 細井戸大成先生

「犬を飼いたいのはやまやまだけれど、自分が病気になったり、先立ったりして、最期まで犬の面倒をみられないかもしれない」・・・人も犬も長生きするようになる中で、あらたに犬を飼うことをためらう高齢者の声を耳にするようになりました。アニマルセラピー活動(CAPP)を国内で先駆けて行ってきた日本動物病院協会(通称:JAHA)は高齢者が安心して犬と暮らせる社会を作ろうと、さらなる一歩を踏み出しつつあります。今回、殺処分問題にもいままでにない切り口で挑む、JAHAの細井戸大成会長にお話を伺いました。

細井戸会長
 

SPP:まず、JAHAの重要な活動である、アニマルセラピー活動(CAPP)について教えて下さい。

細井戸会長:JAHAでは1986年以来約30年間にわたり、CAPP「Companion Animal Partnership Program:人と動物のふれあい活動」を全国展開してきました。この活動の大きな特色は動物病院関係者が中心となって、複数のボランティアと犬や猫達と共にチームを編成して訪問活動を行っていることです。そして、他のワーキングドッグ等とは違って、普段は家庭動物として、また、生活の伴侶として幸せに生活している犬や猫達が月数回のペースで飼育者と共に病院・高齢者施設・養護施設等への訪問活動をしていることです。獣医師や動物看護師は活動前の健康チェックと活動中の犬・猫に過大なストレスがかかっていないかを見守っています。心身に疾患を抱える子供達や高齢者の方々にとって、犬や猫とのふれあい、そして、ボランティアの方々との会話が、生きがいや健康促進につながるというCAPPは重要な活動だと思っています。

SPP:CAPPを通じ、JAHAは「人と動物の絆=ヒューマンアニマルボンド」を大切にする社会実現に寄与していくのですね。この絆をさらに強める、新しい取り組みについて教えて下さい。

細井戸会長:この数年で実現したいことが2つあります。1つは一人暮らし、特に高齢で犬と暮らすことに不安を感じている人をバックアップすることです。その一例として、医療・介護関係者と動物医療関係者が協働して、高齢者自身の健康や介護不安に対するサポート体制に加え、犬や猫との生活に対するサポートもできる「ペットオールサービス付き都市型・自立型のシニアマンション」を日本各地に広めていくことです。また、飼い主が先立った場合にJAHAや地元獣医師会等が残されたペットの健康管理を十分にして、CAPP訪問活動先の施設等を含め、さまざまなネットワークを駆使して安心・安定した譲渡先を確保し、高齢者に少しでも安心感を与える仕組みを構築したいと考えています。

2つ目は、殺処分の中で最も頭数が多い乳飲み子猫対策です。大阪市獣医師会では「ミルクボランティア+ぷらす」をはじめます。大阪市が収容した極度の衰弱や栄養不良等の状態のために動物福祉上、速やかに処分しなければならない子猫を除いた乳飲み子猫を、大阪市獣医師会会員関係者の有志が離乳まで育てます。その後の2~3か月間の飼育は、社会福祉協議会や地域の老人会を通じて、有志の高齢者を募ります。そして、再度、獣医師会で引取り、早期避妊・去勢手術を行い、最終的には、経済的不安からペットと暮らすことができていない若者達に猫の終生飼育を依頼します。飼育当初は会員病院による費用軽減等の飼育サポートシステムを試験的に構築するつもりです。年間に数回、関係者や高齢者・若者を含めたメンバーでの交流会を開催します。

「ミルクボランティア+ぷらす」は動物愛護事業に高齢者の社会参画(動物の世話や若者との交流)を加えた試みで、実現に向け、協力者を募っていきます。

そして、日本中に広がることを期待しています。

SPP:殺処分ゼロを掲げる活動が、民間でも増えてきています。先生はどう感じていますか。

細井戸会長:「殺処分ゼロ」と言うのは簡単ですが、大切なのは行動です。誰が悪いと責めているだけでは実現できません。捨て犬・捨て猫がいることについても「捨てる人間が悪い」と責めているだけでは解決に繋がらないと思います。他人に強要するのではなく、自分達ができることを粛々と推進して頂ければと強く願います。

SPP:日本が動物福祉先進国になるために、私たちにできることは何でしょうか。

細井戸会長:日本人はもともと動物に優しい特性や民俗性を持っています。その心を再認識することが大切ではないでしょうか。弱者に手を差し延べ、協力しあって生きる。地域社会における「お互い様」感覚です。動物に対しても同じように振る舞えば、十分に動物福祉先進国になれるのではないでしょうか?東北には曲がり家(母屋と馬屋がL字につながっている農家の建築様式)というものがあるでしょう。家の真ん中で動物を飼育してきたのが日本人。古き良き日本人の動物観ですね。

 

公益社団法人日本動物病院協会 http://www.jaha.or.jp

 

〜インタビューを終えて〜

かつて東北の人がどうして馬を大切に暮らしたのか?と考えると、農作業をする際の労働力や移動する際の手段として馬が欠かせない存在であったからだと思います。犬や猫も、ただただ可愛いから守らなくてはいけない!という感覚ではなく、本当に私たちにとって犬や猫がどういう存在なのかを見つめ直すことの重要性を感じました。

犬の寄生虫ケア

  • 犬のオールインワンのお薬について
  • ネクスガードについて
  • フロントラインについて
  • 犬の寄生虫について
  • ネクスガード フロントライン比較表
  • CMギャラリー

猫の寄生虫ケア

  • フロントラインについて
  • 猫の寄生虫について
  • 投薬日お知らせサービス
  • ペットと一緒にstay home
  • TVCM

    ネクスガードの広告ギャラリーをCheck!

  • おいしく食べる動画おいしく食べる動画

    ノミ・マダニ駆除薬ネクスガードをおいしく楽しく食べる犬の動画集です!

  • ノミダニのお薬比較チェック
  • マダニ寄生カルテ集

    マダニが寄生した犬・猫の様々な写真付きのカルテ集。
    愛犬・愛猫を守るために知っておきましょう。

  • 犬用デンタルガム(塩酸デルモピノール配合)オーラベット犬用デンタルガム(塩酸デルモピノール配合)オーラベット
  • 災害からペットを守るために、今、私たちができること 3.11を忘れない~災害からペットを守るために、今、私たちができること 3.11を忘れない~
  • お問い合わせ
  • ネコも動物病院プロジェクト
PAGETOP


PAGE TOP