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ブログ~幸せなペットを増やすために~

2015.05.27  8:43

「日本の動物福祉 最前線」インタビューシリーズ 第1回 藏内勇夫先生

公益社団法人日本獣医師会 会長 藏内勇夫先生

「日本の動物福祉」を考えるインタビューシリーズの第1回は、公益社団法人日本獣医師会の藏内勇夫会長にご登場いただきます。長年、福岡県議会議員として活躍するかたわら、動物愛護法の改正にも関わり、現在はマイクロチップの義務化に向けて活動していらっしゃいます。「全ての生きものに尊厳を」というアルベルト・シュバイツァー博士の理念を実現しようと奮闘する藏内会長に、動物福祉に関わったきっかけから獣医師の果たす役割、日本獣医師会の取り組みまで、さまざまなお話を伺います。

藏内勇夫先生

SPP:動物福祉に強い関心を持つようになったきっかけはありますか。


藏内会長:小さい頃から犬も猫も飼っていましたが、当時は動物福祉や動物愛護という概念すらない時代でした。獣医師として福岡に戻るとき、家族ぐるみでお付き合いしていた麻生和子さんから「九州に動物福祉団体を作りなさい」と言われたのが、動物福祉に関わるきっかけでした。麻生和子さんは、祖父の吉田茂元総理の駐英大使時代に秘書として同行しています。「今後、日本がヨーロッパ諸国と肩を並べる文明国になりたければ、日本人の動物虐待を解消すべきだ」と指摘され、帰国後、日本動物福祉協会の設立に携わります。そこで私は福岡県動物福祉協会を設立するために動きました。協会の理事長をお願いした衆議院議員の麻生太郎副総理は、麻生和子さんのご子息です。

SPP:獣医師には必ずしも動物福祉・動物愛護に積極的ではない方もいるようです。

藏内会長:平成12年に動物管理法が動物愛護法になったことで、獣医師の意識は変わったと感じています。動物が「物」から「命あるもの」に定義が変わったのが大きかったでしょう。ただ、動物福祉に対する温度には個人差があるのも事実です。日本獣医師会では動物福祉・動物愛護委員会を常設し、55の地方団体から選出された代表者が話し合い、その内容を地元にフィードバックする活動を続けています。意識の差は縮まっていると考えています。

SPP:実際、動物福祉のためにどんな活動をしているのでしょうか。

藏内会長:私個人は、環境省の動物愛護部会の委員を10年間務め動物愛護法の改正に参加することができました。日本獣医師会では「人と動物の共生」、「人の福祉の向上」を目指す活動のひとつとして、10月の第1土曜日に「動物感謝デー」を開催しています。災害時の動物救済や獣医療については、行政機関や動物関連団体と共同して、一般財団法人全国緊急災害時動物救援本部を立ち上げました。

SPP:犬猫の殺処分ゼロを目指す活動も増えてきました。

藏内会長:殺処分問題で気になっているのは、「出口論」ばかりが強調されていることです。出口も大切ですが、まずは「入口論」に取り組まなければなりません。不適切な繁殖・飼育のない社会を作ることが最も大切でしょう。犬や猫を飼う際、飼い主さんに動物の生態・生理、飼育上の義務をしっかり伝えることが重要なはずです。

SPP:これまで日本獣医師会には、SPPの活動の柱のひとつ、「マイクロチップの普及」に協力していただいてきました。率直な意見を頂けますか。

藏内会長:私たちは20年来、マイクロチップによる所有者明示に取り組んできました。次の法改正では義務化を目指します。逸走動物のマイクロチップ番号を読み取れる体制の強化には、SPPからの寄付金が大いに貢献しています。過去(平成22年度から26年度まで)、寄贈先は51都道府県・63政令市・30地方獣医師会で、計166台を届けました。各方面から高い評価を受けている、素晴らしい協力事業です。

SPP:寄付金が動物福祉向上に役立っているようで何よりです。最後にホームページをご覧いただいている方にメッセージをお願いします。

藏内会長:シュバイツァー博士の「全ての生きものに尊厳を」は、コンパニオンアニマルから野生動物まで、さまざまな動物をかわいがることの大切さを意味しています。動物は人間の心身の健康を守る、言い換えれば、人間を幸せにするために動物は生きているのですから、私たちがかわいがるのは当然です。動物を守ることは、人間のためでもあるということを忘れないでほしいです。

公益社団法人日本獣医師会 http://nichiju.lin.gr.jp

 

〜インタビューを終えて〜

他にも藏内先生は、福岡県獣医師会の一員として絶滅危惧種ヤマネコの保護など地域の問題に取り組む一方、VMAT(災害派遣獣医療チーム)の発足にも尽力し、大規模災害や多くの動物が負傷した事故の現場に、48時間以内に急行するための体制を2012年には整えています。また、県立の情緒障害児の施設へ医師会と協力してアニマルセラピーを提供するなど日本初の取り組みにも多数関わっておられます。今後とも日本の獣医師の代表として、動物福祉の向上のために走り続けていただきたいと思いました。

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