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ブログ~幸せなペットを増やすために~

2017.05.17  10:11

動物福祉最前線インタビュー NPO法人DOG DUCA代表 高橋 忍さん 


 

名古屋で保護犬のレスキュー活動を行っているNPO法人「DOG DUCA(ドッグデュッカ)」。高橋 忍さんは、プロのドッグトレーナーという立場で保護犬と向き合い、新しい飼い主さんへと繋いでいきます。高橋さんの人生を変えた2頭の犬との出会いとは?

 

―NPO法人「DOG DUCA」立ち上げ前から「わんわん保育園DUCA」で犬のトレーニングを行われていましたが、DUCAという名前の由来を教えてください。

 

高橋 忍さん(以下、高橋):以前は飲食店を経営していましたが、詐欺にあってしまったんです。店を手放し、まわりにいた人たちも離れていき借金だけが残ったどん底の時、出会ったのがダックスフンドのDUCAでした。

DUCAの存在に励まされたし、DUCAのおかげで“しつけ・病気・殺処分”に興味を持つようになりました。公園で知り合ったトレーナーさんやトリマーさんに教えを請い、トリミングやJKC公認訓練の資格を取得。

2年ほどフリーのトリマー&トレーナーをしながら、警察犬の競技会やドッグショーで優勝するなど実績を積んでいきました。その経験を買われて、名古屋の専門学校でドッグトレーナー育成から始まり、行動学、栄養学、ドッググッズ制作、アニマルセラピー犬育成までを教えるようになりました。考えてみると、DUCAがこの道に入るレールを敷いてくれた気がします。

 

―NPO法人「DOG DUCA」としては、年間何頭の譲渡を行っているのでしょう。

 

高橋:ずっと個人で活動していましたが、行政と関わるには法人の方が対処しやすくて、2007 年にNPO法人を立ち上げました。

去年は名古屋市のセンターからの保護犬と、迷子や飼育拒否などでDOGDUCAへ連れてこられた犬、合わせて42頭を譲渡しました。30頭は新しい飼い主希望として来てくれた方に、残りは、私が経営している「わんわん保育園」のお客様の家へ引き取られました。

トレーニングやトリミングに来た方が、保護犬と接してくれます。その方の同居犬や家庭環境のことがわかっているので、そのお宅に合う保護犬を紹介することができます。

また、引き取られた後もトリミング等に通ってくれるので、譲渡後の犬の状態も見守る事が出来ます。僕の手から離れて、新しいお家の飼い犬になって甘えている姿を見ると、うれしいけどちょっと寂しい、複雑な気持ちになります(笑)。

 

―高橋さんが保護犬を引き取っている名古屋市では2016年に「目指せ殺処分ゼロ!犬猫サポート寄付金」という取り組みがスタートし、犬においては「殺処分ゼロ」を達成しました。行政も変わっていますね。

 

高橋:2015年に名古屋市守山区で、逃げ出したドーベルマンが5人に嚙みつくという事件が起きました。ニュースでも大きく報道され、犬は殺処分されることに。その凶暴な犬を僕がレスキューし、トレーニングしたんです。「ヒカル」という新しい名前で、従順な犬に生まれ変わった様子がマスコミで大きく取り上げられて、話題になったんです。

成犬は里親さんがみつからないからと、レスキューが難しかったのですが、この事件をきっかけに「訓練すれば成犬でも譲渡できる」ということが認識され行政を動かすきっかけとなりました。寄付金制度は、「ふるさと納税」にも対応しています。

 

―名古屋市では、どのくらいの保護団体が活動を行っているのでしょうか。

 

高橋:33団体です。月に一度、団体が一堂に会してミーテイングを行っています。名古屋市も協力的で、施設に保護されてから1週間経つと、各団体に一斉メールが来るシステムができました。情報が早いのは、効果的。団体ごとに犬種などの得意分野があるのでそのメールを見てレスキューしますが、問題行動のある犬をケアしているのは、トレーニングのノウハウのあるウチだけですね。

制度はできたばかりですが、継続していくことが大事だと思います。「殺処分ゼロ達成」というのは、ある意味プレッシャーにもなっていますが、続けていかなければ。そのためにも我々ボランティアの力が大きいと思います。

 

―日本の動物福祉向上のために、必要なのはどんなことだとお考えですか。

 

高橋:ドーベルマンの「ヒカル」の事件以降、一般の方の保護犬に対する関心が高まったように感じます。あとは、愛護センターが海外のシェルターのように明るく、誰もが気軽に来られる場所になると、もっと保護犬の譲渡は広がるんじゃないでしょうか。

動物を飼おうとする人や子どもたちへの教育も必要です。そのためにも僕たちは、小学生から高校生向けに「命の授業」も行っています。もっと増やしていきたいですね。

 

―今、一番大変だと感じていることは何でしょう。

 

高橋:うちの場合かなり手厚くケアしているので、一番の出費は保護犬たちの治療費ですね。

 

―セーブペットプロジェクトは、アニマルドネーションの支援先団体への医療費支援なども行っています。「DOG DUCA」も支援先になっていますので、今後も保護犬たちに必要な治療やトレーニングを行ない、より良い譲渡を続けていただければと思います。本日はありがとうございました。

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