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ブログ~幸せなペットを増やすために~

2016.05.18  9:08

日本の動物福祉最前線 インタビュー  京都動物愛護センター所長 神村孝さん

縦割りといわれる行政の壁を越え、日本で初めて京都市と京都府が共同で運営をスタートさせた「京都動物愛護センター」。

京都駅からほど近い上鳥羽公園の中にある都市型の明るいイメージのセンターにお邪魔して、その革新的な活動についてお話をうかがいました。

 

―京都市と京都府という行政の壁を越えた運営というのは、非常に珍しい形態ですよね。

 

神村:そうですね、京都市には「京都市 動物との共生に向けたマナー等に関する条例」があるくらい昔から行政が積極的だったのですが、このように都道府県と市で動物愛護センターを合同で運営というのは全国初の試みでした。

でも、市でも府でも「動物との共生」という目的は一緒ですからね(笑)。

2011年から構想を始めて、2015年に施設が完成。市と府はもちろん、NPOが参加した運営委員会が運営を行っています。

こういう運営形態も珍しく、他府県の担当の方も見学にいらっしゃいます。

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―どのような設備があるのでしょう。

 

神村:建物は、受付や動物愛護に関する会議やセミナーなどを行う事務所棟、飼育モデル室やトリミングルームのある動物棟があります。

動物棟には、京都市獣医師会と連携して夜9時半から深夜2時まで治療を行う「京都夜間動物救急センター」(http://kyoto99.net/)も併設しています。

また、外には3000平方メートルのドッグランもあって、ドッグランやトリミングルームは、有料になりますが、一般の方も利用可能です。

 

―駅からも近い公園の中にドッグランがあって、従来の動物愛護センターよりもオープンなイメージで、動物保護に興味のある人以外にも身近で立ち寄りやすい場所になりましたよね。大きな規模の施設ですが、何人で運営されているのですか。

 

神村:職員は20名、獣医師は8名。ボランティアの方は約100名です。

ボランティアは毎年、市と府の広報で募集しますが、動物の世話の他に、受付などの業務をやっていただきます。100名は多いと思われるかもしれませんが、3ヶ月で7回以上というシフトを組んで参加してもらっています。

 

―「動物愛護センター」になって良くなった点はどんなところでしょう。

 

神村:特に猫の譲渡が増えました。

京都市だけでやっていた時は譲渡対象が京都市内だけでしたが、京都府が一緒になったことで府内全域に対象が広がりました。

現在は、京都府内在住の方のみが譲渡対象ですが、将来的には、府外への譲渡も検討したいと思っています。

また、京都府在住の成人の方であれば、高齢の方でも譲渡は可能です。その場合には万一に備えて、後見人を登録していただきます。譲渡のお知らせは京都市のホームページ(http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/soshiki/8-5-10-0-0.html)などで行っています。

開所時間内であれば見学も可能ですが、見てすぐに譲渡をするわけではありません。

まず書類審査・面談をして、どんな犬や猫を希望するのかのリストを作ります。そのリストを元に該当する犬や猫が保護されたら連絡します。

希望者には誰にでも譲渡するわけではなく、センターでもその方の住んでいるマンションが本当に動物飼育可能な物件か調べるなどの細かい審査を行った上で、場合によっては家庭訪問も行います。

 

―殺処分の頭数は減っていますか。

 

神村:現在では、保護頭数が多く収容頭数がオーバーになったという理由では殺処分は行っていません。やむなく対象になるのは、人に飼われたことのない危険な野犬や、重度の病気の場合です。

 

―このセンターに来た犬や猫には、どのような医療ケアが行われるのでしょうか。

 

神村:ワクチンは全頭に接種します。

また、獣医師会の補助でマイクロチップの装着も行っています。

でも、せっかくマイクロチップを装着していても、飼い主さんがきちんと情報を登録していなかったり、連絡先が変わってしまったりして保護されても連絡が取れない場合が増えています。

連絡先が変わったら登録の変更も忘れずにしていただければと思います。

 

―「京都動物愛護センター」独自の活動と、目標を教えてください。

 

神村:今の目標は、譲渡が最優先です。そのための啓発活動にも力を入れていて、犬猫の適正飼養や動物愛護を啓発するためのマンスリーイベントを開催しています。

また、他の施設と違うのは、トレーナーが所属しているというところですね。

トレーナーによる「犬猫のしつけ教室」を定期的に行うほか、動物の飼い方に悩んだ方のために「飼い方相談窓口」を設けています。

譲渡対象の方には、希望があれば引き取る動物に合わせた個別セミナーも行います。獣医師やトレーナーといった専門家と連携することで、ただ動物を譲渡するだけでなく終生飼育を支援し、10年後には殺処分をゼロにするのが将来の目標です。

 

—専門家と連携した啓発活動が特色だという「京都動物愛護センター」で、どのようなセミナーが行われているのかを別途レポートさせていただきますので、お楽しみに!

 

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