セーブペットプロジェクト、愛情の証キャンペーンに関する 活動報告や情報発信をしていきます

ブログ~幸せなペットを増やすために~

2021.06.30  17:36

特定非営利活動法人ファミーユ代表理事 熊崎純子さんにお話を伺いました





幼い頃から犬や猫は家族の一員、大好きでした。結婚して自分が責任を持つ形で最初に飼ったのが、もうすぐ18歳になるトイ・プードルのゆずです。
ゆずとはお出かけする時もいつも一緒、共に過ごす時間が増え、コミュニケーションを深める中で、日に日に愛が深まっていきました。

SNSでも愛犬家という共通点で多くの方と繋がることが出来て「犬は凄いな〜」と感じ、自分の中で犬という存在がどんどん大きくなっていきました。それに伴い「殺処分」や「保護活動」の存在を初めて知りました、その時の衝撃は大変なものでした。




【ゆずちゃんを迎え、一緒にお出かけする熊崎さん】



そんな時に、元気だけが取り柄だった私が病気になり数ヶ月入院する事になりました。この入院生活の中で、大げさですが自身の生き方を見直しました。
「私の生きた証って?」「社会に何か残せるだろうか?」と考えるようになり、犬のために出来ることをやってみよう!と心を決めました。

そこで知人を介して保健所に収容された犬を1頭預かり、その犬が譲渡できたら次に1頭預かる、個人で預かりボランティアを始めました。治療費も全て持ち出しで、同時に何頭も預かることは出来ず、自分の活動に限界を感じていた時に『法人化して寄付を募ってみたら?』と言われたことがきっかけとなり、ファミーユを設立することになりました。2021年の8月で設立10年目を迎えます。




【保護犬たちと過ごす熊崎さん】



一緒にNPOを作ろう!と話が盛り上がったのは、犬繋がりの友人ではなく、経営者仲間でした。私は司会業をしていて商工会議所の会員なのですが、そこで犬猫好きな女性が3人集まったんです。

副理事長の守髄は雑貨の通販業で成功していて、私もその経営手腕を尊敬しています。彼女は私と全く逆のタイプで、のんびりとした寡黙な人間ですが、発想力が豊かなんです。
もう一人の理事、高山はカメラマンです。彼女はものすごく真面目で几帳面な性格なので、経理とメール対応などの裏方を担当してもらっています。お互いに足りない部分を補っている関係だと思います。

昨年から新理事が2名就任してくれました。1人は犬預かりチームリーダー兼理事の大河内。もう1人はシェルター長兼理事の山下です。新理事2名はとにかくよく気がつき、よく動く、頼りになる存在です。




ファミーユには現在、150名近くの方がボランティア登録くださっていて、その中で70名くらいの方が常時、共に活動しています。多くはシェルターでの活動をサポートくださっていますが、犬の預かり、ミルク猫などのグループに分かれていて、それぞれにリーダーがいます。
私はこれまで仕事を個人で全てやってきたので組織をまとめるマネジメントは大変でした。







名古屋市では2021年3月で、6年連続犬の殺処分ゼロを達成しています。殺処分ゼロになる前年、犬の殺処分は約50頭だったんです。その中のほとんどは譲渡が難しい老犬だと聞いた時、とっさに「老犬シェルターやります!」とその当時の理事の守隨と高山に言ってしまいました。
その時も、のんびり者の守隨は「いいんじゃな〜い」と賛成してくれましたが、しっかり者の高山は「そんなのお金が出ていく一方で、どうするんですか?」と反対でした。それで私は費用を賄うために「法人会員を増やします!」と宣言して、話を聞いてくれそうな社長さんたちを回る営業をやりました。




なんとか目処が立ったので、名古屋市内に古民家を借りましたが1年足らずで手狭になり、現在のビルへお引越ししました。ビルの2〜4階を借りていますが、2階は譲渡されにくい老猫たちと、白血病陽性の猫たちの隔離部屋になっています。3階は老犬と譲渡対象の猫たちがいて、譲渡対象の猫たちは毎朝4階にある保護猫カフェ「ヘミングウェイ」に出勤し、新しい飼い主さんを探しています。




【ヘミングウェイで過ごす保護猫たち】



ファミーユでは、老犬シェルターの収容は10頭までと決めています。より多くの命を救いたいのですが、私たちが出会った犬は何処にいるよりも幸せにしてあげたい!という思いで、お金も時間もしっかり使うためには上限を決めざるを得ません。今は穏やかにのんびり過ごしている老犬たちがシェルターに8頭います。

他にも看取りボランティアさん宅にて預かり、終生過ごす老犬たちも8頭います(取材当時)。老犬たちは終生飼育が前提ですが、奇跡が起きて老犬シェルターにいる犬を引き取りたいというお申し出も稀にあるんですよ。そんな時は神様が現れた!とボランティア一同で大騒ぎします。嬉しい一方、寂しさも感じるのですが。







私は犬を「一人ぼっち」で死なせたくないので、そろそろかな?と思う子がいると私は老犬シェルターから自宅へ連れて帰って看取っています。最初に腕の中で見送った時は辛く悲しく、こんな事をやり続けたら自身の心が壊れてしまうかもしれないと思いました。

しかし今は最期の最後まで苦しまないように緩和ケアをして、後悔がないよう食べられるうちは美味しいものを食べさせて、「ファミーユに来てくれてありがとうね」と沢山感謝の言葉をかけることで、冷静に対処できるようになってきました。

死は私たちに様々な学びを与えてくれ、その学びを次に活かすようにとミッションを与えて逝きます。それを次に活かすのがその子たちへの供養とであり、自分たちがやるべき事だと解釈しています。







老猫は、私たちは15歳以上の猫をそう呼びますが、今は7頭います。こちらでも先日奇跡が起きて15歳の猫たちが2頭譲渡されました。猫は環境の変化がストレスになるので、基本的にはシェルター長が泊まり込みで見送ります。

時にはボランティアさんが自宅に連れ帰り看取ってくださることもあります。責任感のある心優しいボランティアさんたちの協力体制のお陰で、猫たちも寂しい思いをせずに旅立っています。感謝しかありません。







終末期は、本当に医療費が掛かります。でも私は、あまりお金のことを考えないようにしているんです。経理担当理事の高山には「底をつきそうになったらストップかけてね」と言っているのですが、いつも『今のところ大丈夫です!』と答えてくれます。
私は、行動にお金が付いて来るものだと考えているので、私たちのこの活動に賛同して下さった上で支援をいただいている事をとても有り難く思います。

アニマル・ドネーションの支援先として、SPPの医療費をいただけるようになったことも大変助かっています。犬猫たちのために医療も出来るだけのことをしたいと向き合っていますので、本当にありがたいです。







今、最も頭を悩ませているのは愛知県内にいる野犬の存在です。私たちは名古屋市だけでなく、愛知県の譲渡ボランティア団体にも登録しているのですが、野犬は人馴れしていないという理由で殺処分対象になってしまっています。
愛知県はとにかく広域で、山間部も多いのに、名古屋市と比較すると動物愛護に使われる予算も職員数も驚くほど少ないんです。県へ要望書を出すために、県内で活動する複数の団体で連合会を作るなど色々と手を尽くしています。




それに私たちの地域でも高齢の方が施設へ入る、入院する、お亡くなりになるなどの事情で、飼っていた犬猫が残される問題がもの凄く増えています。
そういう犬猫は飼い主さんと同じく高齢な場合が多く、センターへ収容されても譲渡され難いんです。もし皆さんの身近に高齢で犬猫を飼っている方がいる場合は、万が一の際に犬や猫をどうするのかを具体的に、一緒に考えていただきたいです。







名古屋市では猫も殺処分ゼロを目指していますが、前年度の殺処分頭数は63頭でした。猫も殺処分0を目指して愛護センターさんと連携し、少しずつ0に近づけるよう今後も努めて参ります。
また多頭飼育崩壊や飼い主のいない猫問題を解決できれば、殺処分される猫を相当数減らせますので、不妊去勢手術やTNR活動にも積極的に取り組んでおります。







コロナ禍での保護・譲渡活動は、STAY HOMEでペットブームになり、お申込みや譲渡数が増えています。ただし、STAY HOME期間が終わった際のお留守番時間を聞くなど、厳しい審査をパスしてくださる方でないと譲渡はできません。フルタイムで共働き、小さなお子さんがいる場合は「いつ犬と触れ合う時間を作る事ができますか?」とお聞きします。

犬は誰にでも飼えるものではありませんからね。いつ病気になるかわかりませんし、病院に連れて行く時間がない、治療費を払えないという方には「今は犬と暮らす時期じゃないですね」と申し上げています。それは犬猫の為だけではなく、人とペットが幸せに共生する為にです。

心配なのはこの先、ペットショップなどから犬猫を迎えた人たちが、通常勤務になった時ですね。幼い頃から飼い主と一緒にいることが当たり前だった犬猫たちが、急に毎日長時間のお留守番をするんですから。「問題行動」を起こすようになり、もう飼い続けられないと数年後、日本全国で収容される犬猫が急増しないことを願うばかりです。




特定非営利活動法人ファミーユ
https://www.npo-famille.org/

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