ワクチン
劇薬 要指示医薬品 指定医薬品
インゲルバック® フレックスコンボミックス
日本初2つの抗原を混合、1回投与を可能に。
離乳前後の2mL・1ショット投与により、子豚期・肥育期のPCVADおよびマイコプラズマ性肺炎に対し安定した効果を発揮します。
「フレッシュな混合ワクチン」のための新しいボトルシステム「TwistPakTM(ツイストパックTM)」の採用により、「サーコ抗原」と「マイコ抗原」の混合工程を改善。
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特徴
- 混合してもそれぞれのワクチンの有効性と安全性が維持されるばかりでなく、2つの抗原を一度に投与できることで、より高い簡便性、作業コストの削減、豚のストレス軽減に寄与します。
- 「TwistPakTM」により、有効性と安全性はそのままに、操作時の安全性を高め、より簡便で衛生的なワクチンの混合が可能になりました。
成分・分量
1. 豚サーコウイルス2型不活化抗原(シード) 1用量分(1mL)中
- 主剤:Spodoptera frugiperda細胞培養豚サーコウイルス2型オープンリーディングフレーム2遺伝子組換えバキュロウイルスN120-058W株(シード)不活化液…オープンリーディングフレーム2抗原相対力価 1.0~3.75
- アジュバント:カルボキシビニルポリマー…1mg
- 溶剤:生理食塩液…残量
2. マイコプラズマ ハイオニューモニエ不活化抗原(シード) 1用量分(1mL)中
- 主剤:マイコプラズマ ハイオニューモニエ J株B-3745(シード)不活化菌液…抗原相対力価 1.0~4.6
- アジュバント:カルボキシビニルポリマー…1mg
- 溶剤:生理食塩液…残量
効能・効果
豚サーコウイルス2型感染に起因する死亡率の改善、発育不良豚の発生率の低減、増体量の低下の改善、臨床症状の改善及びウイルス血症発生率の低減、並びに豚マイコプラズマ性肺炎による肺病変形成抑制と増体量低下の軽減。
用法・用量
豚サーコウイルス2型不活化抗原及びマイコプラズマ ハイオニューモニエ不活化抗原のそれぞれ全量を混合したものの2mLを、3~5週齢の子豚の頚部筋肉内に1回注射する。
マイコプラズマ ハイオニューモニエ不活化抗原がヘッドスペース容器の製品では、添付の連結針を用いて、豚サーコウイルス2型不活化抗原の全量をマイコプラズマ ハイオニューモニエ不活化抗原に注入し、混合する。
ツイストパック容器の場合:下記混合方法或いは添付文書の操作方法を参照。
『サーコ抗原』と『マイコ抗原』の
混合方法(TwistPakTM)
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『マイコ抗原』ボトルの赤い台座を回して取り外し、接続部分を確認します。
赤い台座を逆さにして、『マイコ抗原』ボトルを逆さにして乗せるためのスタンドとして使うこともできます。 - 『サーコ抗原』ボトルの緑色の台座を回して取り外します。
- 2つのボトルが嚙み合うように、各ボトルの接続端を合わせます(銀色のシールが目印です)。
- 各ボトルをお互いが完全に接続するまでしっかりと押し付けます。カチッと音が鳴ることで、ボトルの連結をお知らせします。
- 操作時
のコツ -
●各ボトルの接続:マイコ抗原ボトルを台座に乗せた状態で、サーコ抗原ボトルを上から押し付ける方法もあります。
●各ボトルを隙間のないようにしっかり連結させるのが重要です。
- 各ボトルを時計回りに回し、2つのボトルを連結します。
- 連結されたボトルをゆっくりと反転させ、混合液の色が均一になるまでしっかりと混合します。
- 操作時
のコツ -
●各ボトルを中心に押し付けるような形でツイストします。
●各ツイスト後、逆回転は厳禁です。