猫だってたくさんのお薬
もうイヤ!

瓜実条虫(じょうちゅう)はたくさんの片節からなる寄生虫でサナダムシのことをいいます。瓜実条虫が小腸に多数寄生すると食欲不振、下痢、出血性腸炎などがみられます。成虫では60cm以上にもなることがあります。瓜実条虫はノミを介して感染します。体内に瓜実条虫の幼虫を持ったノミを猫がグルーミングで飲み込んだり、誤飲することで猫に感染します。

瓜実条虫のヒトへの
感染リスク

イヌやネコに寄生しているノミを指でつぶしたり、イヌやネコがグルーミングをした際にノミ体内の幼虫が口の周りに付着し、ヒトがイヌやネコに触れた後に手を洗わずにものを食べたりすることで感染する可能性があります。

引用:「図説やさしく学ぶ寄生虫学⑬」 as 2001.1
瓜実条虫の片節

瓜実条虫の卵のつまった片節がちぎれて便と一緒に出てきます。「お尻に白ゴマみたいなものが付いている」「肛門周囲で米粒みたいなものが動いている」などの場合、瓜実条虫の片節である可能性があります

※瓜実条虫:Textbook of Clinical Parasitology in dogs and cats

お腹の虫にはほかに
多包条虫・猫回虫・
猫鉤虫・猫条虫
等があります。

■多包条虫
(たほうじょうちゅう)

多包条虫は体内に幼虫を保有するネズミなどを捕食することで感染します。キツネや犬が感染源として注目されていますが、最近猫も感染源となることが報告されており注意が必要です。

■猫回虫
(ねこかいちゅう)

猫回虫は虫卵や感染幼虫を口から摂取することで感染するので、砂場での遊び、グルーミングなど日常の行動に危険が潜んでいます。また母乳を介して子猫に感染することがあります。

■猫鉤虫
(ねここうちゅう)

猫鉤虫は感染幼虫を口から摂取するだけでなく、皮膚や母乳を介して感染することもあります。

■猫条虫
(ねこじょうちゅう)

猫条虫の幼虫を体内に保有したネズミを猫や犬が捕食することで感染します。強大な頭節の先端を粘膜に深く刺しこむため、大量に感染すると腸の穿孔を起こすこともあります。

猫は他にも色んな種類の
寄生虫の脅威が心配だにゃん。

ノミは貧血や皮膚炎の
原因となります

ノミは人も刺し、その部位に皮膚炎をおこすこともあります。また、ノミは猫ひっかき病の原因菌(バルトネラ・ヘンセレ)を媒介するため、感染猫が人を引っかいたり咬んだりした場合にその部位が化膿したり、リンパ節が腫れたり、発熱、頭痛をおこしたりすることがあります。

写真提供:タムラ中央動物病院 田村幸生先生

動物に寄生したノミの成虫は、その動物の体表からほとんど離れることなく吸血と産卵(一日当たり20~50個)を繰り返し、最長113日まで生存するとの報告があります。

人の服や靴などにノミの卵が付着して室内に持ち込まれ、知らない間に家の中で繁殖してしまうことがあります。いったんノミが家の中で繁殖すると清浄化するには大変な労力を要します。目に見えるのは成虫になったノミだけであり、ノミ全体のわずか5%にしか過ぎません。残りの95%は卵、幼虫、さなぎの状態で環境中に潜んでいます。

お部屋のお掃除も大切です。
ノミの卵や幼虫をしっかり吸い取りましょう。

マダニ
猫にも寄生します

マダニに咬みつかれても痛みがなく猫は血を吸われていることに気がつきません。マダニは多くの病原体を媒介します。そのため吸血による貧血や皮膚炎だけでなく、命さえおびやかす病気にかかる危険性があります。
外出が多いなど、寄生リスクのある猫は特にマダニ対策が必要です。

マダニは一度吸血を始めると皮膚から取り除くことは困難です。また、マダニは人に も危険な病原体を媒介することがあるため、猫についているマダニを見つけても無理 に素手で取ろうとせず、動物病院に相談してください。

マダニが媒介し、人への被害を及ぼす感染症「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」。
2013年より、各地で死亡報告が相次いています。

飼育ネコおよび飼育イヌの
血液・糞便から
SFTSウイルスが
検出された事例があります。

人への被害は2018年12月までに全国で396症例が報告され、
うち65人が死亡しています
※国立感染症研究所HPより(2018年12月26日現在)

マダニのシーズンは、
成虫が多い春だけと思われがちですが、
秋に若ダニや幼ダニが多く発生する
ことは
意外と知られていません。
だから、
年間を通じた定期的な
マダニ対策が重要
です。

猫も蚊による
フィラリア症
になります

犬の病気と思われていますが、実は猫もフィラリア(犬糸状虫)の被害を受けます。犬と同じく、フィラリアの幼虫を吸血した蚊に刺されることによって猫の体内に侵入します。成長した成虫は肺や心臓の血管に寄生し発症します。

猫のフィラリア症はの症状は、犬と違い「肺の病気」と言われています。
咳、苦しそうな呼吸、食事とは関連がみられない吐き気、食欲不振、体重減少が比較的多くみられますが、症状はさまざまで、一見健康な猫でも肺や心臓へのダメージが大きく、突然ショック状態に陥り死亡することもある、猫がかかると怖い病気のひとつです。

呼吸困難の猫
写真提供:見附動物病院 星克一郎先生

心臓に寄生した成虫を取り出す外科手術が実施されることもあります。ただし、フィラリアの虫体が消失しても肺の症状は残り、薬を続けなければなりません。お薬で予防することができます。

犬の病気と思われていますが、実は猫もフィラリア(犬糸状虫)の被害を受けます。犬と同じく、フィラリアの幼虫を吸血した蚊に刺されることによって猫の体内に侵入します。成長した成虫は肺や心臓の血管に寄生し発症します。

猫のフィラリア症はの症状は、犬と違い「肺の病気」と言われています。
咳、苦しそうな呼吸、食事とは関連がみられない吐き気、食欲不振、体重減少が比較的多くみられますが、症状はさまざまで、一見健康な猫でも肺や心臓へのダメージが大きく、突然ショック状態に陥り死亡することもある、猫がかかると怖い病気のひとつです。

呼吸困難の猫
写真提供:見附動物病院 星克一郎先生

心臓に寄生した成虫を取り出す外科手術が実施されることもあります。ただし、フィラリアの虫体が消失しても肺の症状は残り、薬を続けなければなりません。お薬で予防することができます。

残念ながら、現在
良い治療法は確立されていません。
予防が一番の対策です。

フィラリア症予防、ノミ・マダニ駆除、お腹の虫対策、毎月全ての対策が必要でした。猫にとってもたくさんのお薬は大変。

フィラリア症予防、ノミ・マダニ駆除、お腹の虫対策、毎月全ての対策が必要でした。猫にとってもたくさんのお薬は大変。

ノミ・マダニ駆除と同時に、フィラリア症予防とお腹の虫(猫回虫・猫鉤虫・条虫類)駆除できるお薬で簡単に寄生虫対策ができます。

※動物病院で処方されるお薬(要指示医薬品)ですので、かかりつけの獣医師にご相談ください。